後期ゼミ① 30分間観察
今回は30分観察をしたのでその事について書いていきます。
観察を行った場所は新天町のマクドナルドです。
マクドナルドの一階に座って観察をスタート。。。
1階には席が40席ほどあったのだが、比較的全て埋まっている状態。
男女の割合でいうと女性の方が見るからに多い感じ。。
2人組みの女性や1人でイヤホンをしてケータイを見ている女性、3人組の女子大学生など。なかにはカップルなども。
前方にはこちらを背に向けて座っている2人組みの女性が何やら楽しそうに笑っていた。何を見ているのだろうかと思うと、2人で片耳イヤホンをしてスマホの画面に夢中になっていた。気になったので少しながら覗き込んでみると、漫才の動画を見ていた。
マクドナルドでポテトを食べながら漫才を見る。
とても至福の時を過ごしているといった感じ。
その奥にはこちら側を向いて座っている男性がいた。
黒いキャップを被り、黒いトレーナーと黒いスキニーで黒いエアマックスを履いていた。食べているものといえば、ジュース、ハンバーガー、ポテトの定番セット。
この男性スマホを見ながら左手のストローを加えてはや1分。
吸っているのか吸っていないのかわからない状態。
ようやく口からストローを離したと思ったら、またストローに口をつけた。これの繰り返し。すると隣にも同じようにストローを加えてスマホに夢中になっている女性がいた。
<観察を開始して10分>
ここで衝撃の事実が発覚した。
なんとストローを加え続けていたこの2人がお互いに話を始めたのだ。。
なんという事だろう。
予想するものでもないが完全にやられたというかびっくりした。
まさかカップルだなんて。。
外にはアイスクリームを頬張る30代の夫婦がいた。決して中には入らず、アイスクリームを食べたらそのまま立ち去っていった。
そのころ2人ともそれぞれのトレーを自分より遠い位置に下げ、男性がいじり始めたケータイを女性が覗き始めた。
それからというもの、男性がスマホをいじり女性はその画面を見てニヤニヤ、次に女性が男性のスマホをいじって隣で男性は女性の触る画面を見てニヤニヤ。
この作業がこれから10回以上続いた。
その後男性はまた1人でスマホを触り始めた。
流石に女性が飽きて自分のスマホを触ったり、外の方を眺めたりしている。
女性はする事がなくなったのか自分たちのゴミを捨てにゴミ箱へ。
まずジュースの氷を捨ててジュースの入れ物を分別し、その後にトレーごとゴミ箱に入れトレーだけ取り出した。
そして元の席に戻った女性は男性がスマホに夢中になっている後ろで背伸びをして、男性を少し見つめた後に大きくため息をついていた。そして席に着くなりあくびをして机に顔をつけた。
その後男性がスマホをおいて背伸びをしたのちに体を動かし始めた。
そしてその後に男性がまず立ち、それに続いて女性も男性について行くように店を後にした。
この2人が店を出るまでは観察を始めて30分間誰も退店するお客さんはいなかった。しかし、この2人を皮切りに3組が立て続けに店を後にした。
そしてそこにまた新しい2人組の女性がやってきた。
ここで30分が経ったので観察を終了した。
一応スマホのメモを使用した。
今回観察をしてわかった事
・観察をするにおいて、ルーズリーフに事柄をまとめようかスマホのメモ機能を使おうか迷ったが、スマホのメモ機能の方が他者から怪しがられないと思い、スマホのメモ機能を使った。
→初めて形式的な観察を行ったが、観察をしている中でも自分は周りからどういった感じに写っているのかというのを気にするものだと思う。
・ストローを数分間加えたままの人がいた
→スタバやマクドナルドなどストローが無くても飲む事ができるドリンクを販売する計画が企業の中で出されてる中でストローがなければ何をくわえるのだろうかという疑問。
・ケータイを片手で触る人と両手で触る人
→アプリなどの用途によって使い方を分けているのか。それとも自分の一番操作しやすい方法なのか。
・ポテトを食べた後に口で舐めて手を拭く
→紙ティッシュはあるがそれでは拭けないのか。ウエットティッシュの方が好みなのか。単純に紙ティッシュを取り忘れたのか。
初めは男性も女性もゲームに夢中になっていたが女性がゲームに飽き、ゴミを捨てる行為やため息をつく行為などでその場を立ち去りたい欲をアピールするが男性は最終的に自分がゲームに飽きた時点で退店した。つまりこのカップルでの主導権は男性にあるように見えた。
こんな感じで初めての30分間観察を終えた。
観察するにおいて無になることはは意外と簡単である。ただ自分が興味のあることになればなるほど、仮説が入ってしまうのかなとも思った。
それではまた!