ゼミ活動④ コンセンサスゲーム
こんにちは!
今回は今週の金曜日に行ったゼミ活動についてブログを書いていこうと思います。
今回は、コンセンサスゲームを行いました。
ある課題について、グループ全員の合意(納得)によって意思決定をするゲーム。課題に正解がある場合は、個人決定とコンセンサスによる集団決定の正確さを比較することで集団活動の有効性に気づくことを狙いとし、正解がない場合は、互いのものの考え方や価値観の違いを知ることを狙いとする。
これはNASAの新卒採用で行われているそうです。
タイトルは「宇宙からの帰還」、宇宙から帰還するために15のアイテムが与えられ、生き残るための各品目の重要性という観点から優先順位をつけてくださいというゲームです。
・マッチの入った箱
・宇宙食
・ナイロン製ロープ(15m)
・落下傘の布(パラシュート)
・ソーラー発電の携帯用暖房器
・45口径ピストル(2丁)
・粉ミルク(1箱)
・酸素ボンベ45kg(2本)
・月からみた星座表
・救命いかだ(救命ボート)
・磁石コンパス
・水(19リットル)
・信号用照明弾
・注射器入りの救急箱
・ソーラー発電式FM送受信機
実際に私が考えた順位が一番左、グループで考えた順位が真ん中になってます。
このコンセンサスゲームの中でよくなかった点が二つあります。
①当事者目線に立てていなかった
私たちのグループは、比較的あっさり考えがまとまりました。これがどう良くなかったかというと、もっと深く考える事ができたという事です。その結果、もう一方のグループに比べてグループでの考えのスコアは低いものになってました。
ではなぜこのような事が起こったのか?
その理由として、グループの中のある程度の意見が出た段階で「こんな感じだろう」「そうだね」などと反強制的に自分を納得させてしまった部分があったからだと思います。要するに当事者の立場に立って物事を考える事ができていなかったという事です。本当にその状況に置かれているという認識ができていなかった現れだとも思います。私たちの考え方ではユーザーを相手にした時に大いにユーザーを喜ばせる事ができません。ユーザーのニーズにあった商品を生み出すには、ユーザー目線に立って物事を考えるという事が大事になってきます。その点私は、自分は他人事としてこのゲームに取り組んでいた部分があったのだと思います。
②話し合いの時間の使い方が良くなかった
私たちは話し合いの時間に闇雲に自分の考えを述べて、相手の意見を聞くのは聞くが何となく話し合いを進めていました。そしてどこかでいい案が出るやいなやその案をグループの意見にしていたように思えます。
ではなぜこのような事が起きてしまったのか?
その理由として、話し合いの時間をしっかり管理できていなかったからだと思います。例えば、10分の話し合いの時間で初めの8分間はお互いに意見を出し合って、残りの2分で優先順位を決めると言ったように、話し合いの中での時間の使い方を明確にすることで、時間を有効に使う事ができたのではないかと思います。
つまり、タイムマネジメントが大事だという事です。
討論などで話し合いの時間を与えられた時などはその時間の構成をしっかりと意識する事大事。闇雲に制限時間全てを意見を出し合う時間にするのではなく、意見を出し合う時間とそれらをまとめて答えを出す時間のようにしっかりとタイムマネジメントを大事にする。
タイムマネジメントを意識し、時間の組み方を工夫する事で効率よく話し合いを進める事ができたと思いました。
次回の話し合いの時間から実践してみよう。
〜今回のコンセンサスゲームで学んだ事〜
・タイムマネジメントを意識する
→時間を効率よく使う事ができる
・どこかでそうだねと納得するのは良くない
→しっかりと最後まで意見を出し合い時間いっぱい粘る
・ユーザー目線に立って物事の本質を捉える=ユーザーへの共感、同意
・自己解釈で話を進めない
→条件をしっかり把握する、憶測で話を進めない
・他人事として見ずに当事者意識を持つ
インターンやバイトの場面でも、社員の人や店長から仕事を振られたときにその内容を自己解釈で実行するのではなく、しっかり確認を取る事が大事ということも学びました。
次の話し合いの時にはタイムマネジメントを意識して取り組もうと思います。
それではまた!!