世界のkanetakujapan

みなさんようこそタクマの部屋へ!

ゼミ活動③ 絆創膏の観察

こんにちは!

 

城南区は避難勧告が出てるほど雨が降っています。。。

天気のニュースを見ても県内全域で強い雨が降り続いているんだとか。

 

こう言うときは外出せず、自宅でできることをしよう!

と言うことでブログ書いてきます!!!!

 

今日は、金曜日だったのでゼミ活動がありました。

 

今回のテーマは「観察」と言うことで絆創膏を貼ると言う一連の流れを観察し、そこから新しい絆創膏のデザインを開発しようでした。

 

この観察をするというのは、行動観察と思考発話法を有効に使うことが大事です。

 

行動観察……行為のエラーを観察する

 

思考発話法……行為の最中、思っていることなどを口に出してもらう

 

この二つを有効に使って観察することはビジネスの世界でも実際に使われていることです。

 

例えば、企業の開発担当の人というのは新商品を作るときにユーザーを実際に呼び、目の前でその商品を日頃使うのと同じ方法で使ってもらいます。それと同時にその行為の中で思っていることをも口にしてもらいます。

 

そうすることが人間が実際に欲しいものを見つける最適な手段だからである。実際に発話してもらわないとわからない部分がある。

 

つまり思考発話法には行為のエラーの要因が眠っているということである。その要因からユーザー目線に立ち、価値のある商品や便利な商品を生み出すのが一般的な開発の仕方なのである。

 

今回は以上のことを実際に体験して見た。

  

観察のポイント

仮説は捨てる

→自分自身を無にして出来事だけを記録する

ユーザーの行動を観察する

→ユーザーが何に困っているかを見る

 

そうして観察。。。

今回は利き腕が使えないと言う状況設定の元行った。

 

行動を観察するにしても、発話を観察するにしても目の前で繰り広げられる行動をよく観察してメモにまとめることはいたって簡単であるかのように思うが実はとても難しい。

 

実際に作業ステップだと10くらいメモできた。

 

だが企業の開発担当の方は、同じ時間で20個もの行動を記録するとか、、

 

 

 

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そしてこのように観察した内容を作業ステップと発話というジャンルでオブザベーションシートを完成させる。

 

そのあとはこのようにボードに貼り付け、ユーザーはこの絆創膏を貼ると言う行為の中でどこに不快感を感じているのだろうかというのを話し合い、新しい絆創膏のデザインを考えた。

 

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その結果、絆創膏を箱から出して肌につけるまでの過程が複雑でめんどうであるという結論に至った。

 

そこでどういう点を変更できるかと考えたところ、

ゴミが出ない

貼るまでのストレス軽減をする

この二つのポイントにコミットした。

 

そうして、私たちが考えた新しい絆創膏のデザインが、シールタイプのキズテープである。

 

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最も考えたところは、カットバンを貼るまでの手間がかかるといった不快感をなくすというのが一番だと思い、より便利なものを作るというのが大事だという所である。

 

これは今までの学びからいくと、UXデザインの考え方でありユーザーを満足させるためにユーザー体験から新しいものをデザインするということである。

 

観察から商品を作ることを考えるとユーザーはこういうところに不快感を覚えているんだなというのを知ることができるんだと思う。

 

どうしても表面的に物事を考えてしまうと、ユーザー目線になって考えることができず、深い商品を作ることができないと思う。

 

相手の立場になって考えること、これはどんなことでも大事だがビジネスにとっても大事であること。

 

今回はここまでです。

 

それではまた!!!

 

 

 

 

経営戦略論③

こんにちは!

 

今回は水曜3限に行われた経営戦略論について書いていこうと思います。

 

皆さんはADASTRIA(アダストリア」という会社をご存知ですか?

 

この会社は複合的なブランドを自社で保持している、つまり多ブランド会社なのである。グローバルワークやニコアンド、ローリーズファームなどのブランドもADASTRIAが手掛けている。 

 

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社長である福田さんがこのブランドを作った理由として、時代の変化が激しい今お客様にファッションにおいて色々な選択肢を与えることでお客様自身の豊かさを大事にしてもらいたいということで立ち上げたのである。

 

アダストリアの特徴としては、

 

一つの糸でいろんな商品を作る

→柔らかい生地は糸の本数を減らしたり、強い生地は糸をたくさん使ったり

コストを削減

→20もの自社ブランドに生地を提供

ターゲットにあった服を作る

→ファッションの多様化

 

そんなADASTRIAが新たなブランドを立ち上げる。

 

LAKOLEというブランドだ。主に様々な年層をターゲットとした生活雑貨中心の店舗である。似た系統のブランドといえば無印食品である。真っ向から対決するつもりの社長は同じモールの目の前に新店舗を構えた。

 

たとえ大企業が近くにあったとしても無印食品に先にお客様が入店した後にLAKOLEに来てもらい機能性の高さでお客様にアピールしていこうとしている。つまりターゲティングの面からすると世代を問わずいろんなお客様をターゲットとしているということである。

 

LAKOLEが心がけていること

 

 不快感を取り除く

 

どういうことかというと、日頃生活している中で感じる不快感を新商品では感じさせないようにすることをコンセプトとしているということである。

 

手掛けている商品の一例 

 

汗をかいてもしみないTシャツ

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機能について自分たちの生活が楽しくなるようにそんな商品を作り出すのがLAKOLEです。独自のやり方で業界に切り込んでいく。

 

時代の変化が激しく、消費者の信頼を失いやすいからこそ、一人一人のニーズに合わせてユーザーに不快感の与えない商品を作ることが大事であると思った。

 

商品を開発するときは、途中で満足するのではなく最後まで追い続けること。。

 

不特定多数のお客様に対してサービスを提案し、なおかつ不快感をなくすといったことも大事になってくる時代であると思った。

 

それではまた!!

 

 

ゼミ活動② 最悪の旅

こんにちは!

 

今回は金曜日に行ったゼミ活動について書いていこうと思います。

 

2回目の今回は、ワークショップ形式で「最悪の旅」を考えてみようということでした。

 

⭐︎課題一つ目⭐︎

「あなたたちの考える最悪の旅とは」

 

初めにコンビニに行く途中に大雨が降った、財布を忘れていた、彼女に降られてブルーな気持ちになったなど各々が案を出していった。

 

そして見つかった一つ目の問題点

 

「最悪の旅って、小さなことが積み重なって最悪になることがあるよね」とゼミ生の一人が発言した。確かにと思った。

 

しかしこの考え方はビジネスにおいて相応しい考え方ではない。

 

ビジネスに置き換えた時、この考え方では良いサービスを生み出すことができない。小さな積み重なりの中に最悪があるとしたら、果たしてお客様はどの場面で不便にしてるのかどんなサービスを提供すれば良いのかが明確に絞れない。そうすると的外れのサービスを提供することになる。

 

なるほど。

 

ではこのワークショップでどう考えればよかったというと、積み重ねで最悪にするんじゃなくて一つの行動で最悪な出来事にしてしまう必要があったということである。

 

この考え方がビジネスでも生きてくるということである。

 

続いて見つかった問題点

 

本当に最悪の旅というのは、例えば他の誰かにプレゼン資料を盗まれたり地下鉄が遅れたのでプレゼンに間に合わなかったというのは、言い換えると人のせいにできてしまうので最悪の旅とは言い難い。

 

本当の最悪の旅というのは、人のせいにすることができずに自分を責めるしかない状況のことである。

 

そうしてできた私たちの最悪の旅

 

プレゼンの日に

地下鉄に乗ろうとした時

電車で盗難にあった

実はスパイだった

なのでプレゼン自体に間に合わなかった。

 

思った以上に結構自信作だった。

なかなか良い最悪な旅が完成したんじゃないのかとまで思った。

 

森田先生から

「これって本当に最悪な旅?」

そう言われるまでは、、、

 

他人のせいにできることは一番最悪だと思わない。

自分がうっかりしてしまったことの方が最悪と思うかも。

 

そして考え直してできたパート2が

 

プレゼンの日に

地下鉄に乗ろうとした時

プレゼン資料を素手で持っていた

電車とホームの間に落としてしまった

それが電車の遅延の引き金になりプレゼンに間に合わなかった

 

そしてその後新たな課題を与えられる。

 

課題

「企業のコンサルティングだとしたら最悪の旅に対してどんなサービスを提供する?」

 

うーん、うーん。

どこを改善してサービスを提供すればいいんだろう。

 

私たちが提案したのが、

プレゼンが自宅のTV画面で行うことができるネットワークサービス

であった。

 

私たちで出た意見としては、プレゼン資料を持っていたので落としてしまったという所に視点を当て、ネットのサービス空間でプレゼンを行うことができればわざわざ通勤途中に資料をなくす必要も無いのではないかと思った。そしてTVの画面越しでプレゼンを行いその様子をIT機能を使ってデータ化してくれるというサービスを考えた。

 

ここで明らかに失敗だったことがある。

 

誰かが最悪の旅の案を出した時に、「なるほど」と思って軽い感じでその案を理解していたために、最悪の旅が本当に最悪の旅になっていなかったということである。つまり「なるほど」と思っているうちは最悪の旅ではないということである。

 

ユーザーがどう思うかを意識してなくてユーザーからの共感をえることが出来ない状況だった。

 

実に難しい。。。

 

でもこういうワークショップは今までやったことがなかったのでやりがいはとてもあった。

 

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今回やってみて学んだこと

 

・①案を出して書き出す、②途中で辞めず時間内に答えを出す、③ユーザーに対しての共感、なんでこう思うのかを意識する

・文脈のインパクトより最悪度の深さが大事

→この人はどういう時に最悪と思ったのかを日頃から考える

・いつもと違う視点で生活をすることで新しい発見がある

→自分にストックしておくことでいつか繋がり概念化できる

 

今回は素直に言います。

書き始めるのがとても遅くなりちゃんとしたプロセスを踏むことができませんでした。

どうしても後回しにしてしまう悪い習慣を変えていこうと思います!!!

 

 

 

 

 

 

経営戦略論②

こんにちは

 

今回は水曜の3限の経営戦略論の講義で学んだことをまとめたいと思います。あ、ちなみに先生は合力知工先生です。合力先生といえば、ゼミが活発で今年もとてもゼミを選ぶ上で人気があると言ったイメージがあります。

 

授業の特徴

・自ら書いた本を使っての授業展開

・一回の授業に具体的な企業の成功体験VTR

 

合力先生の授業の特徴はこんな感じです。授業のベースは本であり大事なところにマーカーを引かせたり、一字一句読み上げてくれるところなどが特徴です。また、大企業から中小企業まで幅広いジャンルで企業がビジネスとして成功を収めるまでのプロセスをVTRとして学生に共有してくてる所もありますね。

 

 

ここからが本題です。

 初めに理論から説明しようと思います。

 

CRM(Customer Ralationship Manegemennt)

→顧客を正確に把握し、その価値観を充足させ続けること

 

⑴目的:顧客価値の最大化

一人の顧客に何度もたくさん購入してもらう

⑵戦略:顧客ロイヤリティの形成・維持

当該ブランドに対して強い思い入れを構築する

⑶戦術:顧客とのリレーションの形成・維持のための適切なコミュニケーションの創出

 

この理論を実践している企業が「四国管財」と言う会社でこの会社は主にビルのメンテナンスを行う会社である。

最大のコンセプトとしては、

 

“クレームを増やして売り上げを伸ばす”

 

しかしクレームというのは本来であれば、少ない方が世間一般に見て良い会社と言われるのではないかと私は思いますが…

 

しかし、ここ!ここ!ここに味噌が詰まっているのです。

 

 

クレームはプラスになる?それともマイナス?

 

 

答えとしてはプラスですね。

しっかり掃除ができてない、ホコリが残っている、窓ガラスが割れているなどのクレームをもらうことというのはデメリットではありますし、会社のイメージダウンにも繋がると思います。しかし、クレームによって浮き彫りになった会社の欠点をしっかりと補うことができれば、それはプラスの要素に変化することができると四国管財の社長・中澤さんは考えたのです。

 

ここでビルメンテナンス会社である四国管財の経営における独自のスタイルを紹介します。

 

【四国管財の経営における考え方】

値段で競争する必要はない=今いるお客様を大切にする

→不満や要求やニーズをすくい上げることができ、そうすることで従来の顧客の満足度を高めることができる

 

クレームに全力で誠実に対応することで信頼が生まれる

→企業に対して疑いを持たざるを得ない、不信感のある時代において信頼は大事である

 

社員に情報を共有する

→毎月の情報簿に載せ、クレームの再発を未然に防ごうとする

 

この3ステップをしっかり踏んでいると言えます。

たとえ従業員にその時にしなければならない仕事があったとしても、クレームが社内に入れば今している仕事を中断してまでクレーム対応に向かいます。クレームが入った時に大事なことは、ミスをした後にどこまでやるかここまでするかと相手に思わせることであると思います。

 

そうすることで、新規営業は一切ないにもかかわらず新規顧客を毎年増やし続けているのだと思います。

 

まとめ

 

・ミスをしたとしてもその後の対応でプラスにもなる

・クレームは宝物

・クレームを増やして売り上げを上げるには、お客様の信頼を勝ち取る

 

 

授業の内容をブログに書いていくと、勝手に授業内容がしっかり頭に入ってくるんだよな。

また何か面白い授業あったらまとめて書いてみようかな!

 

それではまた!

 

 

 

ちょっと練習

こんにちは!!

 

昨日の夜インターネットで今年の夏のインターンのことやらをいろいろ検索してパソコンの画面をのぞいていいました。そんな時にインターンのECの書き方の記事を見つけて興味本位で開いてみると、実際に、企業にインターンのエントリーをした学生のECを参考にするために公表しているサイトがあったので、少し見てみたというわけです。

 

そしてそのサイトで共通してある企業が問いていたのは、

「あなたが学生時代頑張ったことは」

「あなたの考えるリーダー像とは」

この二つでした。

 

そこで今回は「あなたの考えるリーダー像とは」についてESの練習も兼ねて少し自分なりの考えを書いていこうと思います。

 

 

あなたが考えるリーダー像とは?

 

私が考えるリーダー像とは、『強い信念』と『コミュニケーション力』、『観察力』を持っている人物だと思います。

私はサークルを新しく立ち上げました。そしてその幹事を務めていました。サークルを立ち上げるきっかけは切実に何か自分たちでいいものを作りたいという思いからでした。そしてサークルを作ったのですが、初めは人数も少なくとても活気があるとは言い難い状態でした。次の年に新しく一年生が入ってくるとはいえ、正直これからどうなるんだろうという不安を抱きかねない状態だったのですが、私は決してそのようなことを抱きませんでした。その要因としては、人一倍サークルをいいものにしようという熱い信念のようなものがあったからだと自負しています。

また組織を動かすに当たって、人の心を掴まないと決して動いてはくれません。これは私自身が、アルバイト先で出会った店長が当てはまります。その店長はアルバイトと積極的にコミュニケーションをとっており他人の気持ちをつかむのがとてもうまい人でした。私自身も心を掴まれていました。ですので何をするにしても、店長の行動が気になり常に店長の行動から何か学ぼうとしていました。また人を動かすことができるためにはリーダーの出来良だと考えています。アルバイトがどういうことに興味があるのかどういうことが得意であるのかそう言ったことを観察する上で見極めていかないといけないと思います。部下を知るいうのは部下を気にかけ、部下がどういう状態であるのか特徴などを把握してあげることだと思います。

そのような能力に長けている人が私の考える「リーダー像」です。

 

 

てな感じで書いて見たわけなんですが、一言で言うと難しいですね。やっぱりいきなり書けと言われてかけるものでもないなと。。

 

日頃からの実践あってのものだと改めて感じました。まあ今のうちにこう言う練習もありかなと思います。また日頃から店長観察してリーダーのあるべき姿を学ぶと言うのもいいんじゃないかと思いました。自分自身、サークルの幹事をやっているので勉強にもなると思うし。。。

 

何事もアンテナ張って生活すること大事やなとこの最近、強く思っていると言うことが未来を切り開くために前進しているのかなと前向きに捉えて1日1日吸収できるものは吸収して、己を成熟させて行きます。

 

それではこのあたりで失礼いたします。

 

 

 

 

授業に3,000円の価値を見出そう

こんにちは!

 

今日はいつも以上に日差しが強く暑かったですね。。。

 

最高気温が30℃を超えてたとかなんとか

 

それはさておき今日も、ブログ書いてこうと思います!!!!

 

今回は月曜5限の田村先生のサービスマーケティングの講義について書こうと思います。今回は30分ほどのDVDを見たのですがその中でも、「日本式サービスが今世界で注目されている」ということについてのDVDでした。そしてセブンイレブンを例に出していましたのでこの講義で学んだことについてゆるく述べていこうと思います。

 

まず始めに私たちの生活の中でなくてはならないコンビニの代表格であるセブンイレブンがどこで注目されているかというと、中東の国ドバイです。ドバイの大統領は日本に来た際、何気無く寄ったコンビニの品揃えの良さに感動し、そして日本ならではのより良いものをとことん追求することで成熟させる姿勢がぜひドバイでもコンビニビジネスを取り入れたいというのがドバイが日本のコンビニに興味を持ったきっかけだったそうです。

 

そのセブンイレブンのシステムって?

 

セブンイレブンは独自の管理方法で、たくさんのデータを入手しているのです。

その方法というのが、、、

「単品管理」

→通常はコストを抑えるためにまとめて商品を仕入れるところを、売上のデータから必要な分だけ単品で仕入れるシステムのことです。

 

こうすることで、無駄な商品を仕入れる必要がなく、廃棄が減ることによって無駄のないサービスをお客様に提供することができるのです。

 

実際にこのシステムをセブンイレブンが導入したのはサービスの形態が変わって来たことが影響しているとか。確かこれってこの前のゼミでも同じようなことを森田先生が言ってたような。

 

どういうことかというと。。。

 

いかに安い商品を提供するかを重視していた時代から、いかに価値ある商品をどう提供するかを重視するように時代が変わってきているという所に着目しないといけません。この考え方はどうやら日本とアメリカでも大きく違いがあるようです。

 

アメリカ人のショッピングの特徴として、各家庭の家が広いために、一度に大量の商品を購入するということが挙げられます。そのためアメリカのマーケティング経済合理性を重視するようになっています。その点日本はというと、必要なものを必要な時に購入する傾向があるため日本のマーケティング便利優先主義を重視しているそうです。

 

そのため日本のセブンイレブンでは現場力を重視するようになりました。例えば、今週は地区の運動会があるからおにぎりの仕入れを増やそうなど地域の活動にコミットしたスタッフのミーティングをするとします。するとセブンイレブンの場合は、従業員の生の声をすぐに仕入れに反映しているそうです。これこそ常にお客様を優先するということです。決して売り手の合理化を考えるのではないということだと思います。

 

もう一つ挙げるとしたら、マーケティングをするというのは、お客様の声を直接聞くことではないということです。

 

ずばり質問して相手が欲しいものを聞き出すことは決して不可能であるということです。アンケートで分かる程度の情報はマーケティングをする必要はありません。本当に知りたい情報を得るためにはインタビューをするうえで相手の殻を破る必要があります。しかし、その殻を破るには相当な技術がないと不可能です。なので何をするかというと。

 

「観察」です。

 

観察の場合、観察は相手の行動に付随することなので、比較的インタビューよりも素直に知ることができます。観察によって知り得た情報というのは、嘘はつきません。

最近、似たような話をよく聞くのですがなぜ観察を重視するのか、なぜ観察力が大切なのか十分に納得する内容だったと思います。

 

まとめ

 

セブンイレブンの戦略として

→単品管理、便利優先、現場力の活用が重要

 

マーケティングはお客様の声を聞くことではない

 

・観察することで行動欲求を把握できる

→行動は嘘をつかない、欲求を言葉にするのには限界がある

 

 

サービスマーケティングの授業はとても面白いので素直に楽しいです。

今日も授業に行くまでに、ワクワクしていました。

来週も授業が楽しみで仕方がないです。

 

それではまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学ぶこととは

 

こんにちは!

 

実は実は今日初めて本格的なゼミ活動を行いました。今回は「ビジネスの変化とサービスデザイン」について講義形式での活動でした。そして午後、六本松の福岡市科学館で行われた、「未来デザインネクスト」という講演会で学んだことについてもまとめて書いていこうと思います。

   

まずゼミ活動について書いていきます。

森田先生の話を聞きながら疑問に思ったことについて何点か紹介していきます。

1つ目に、実際に商品を所持してないがビジネスを行っている会社があるということです。

ここで1つ疑問が、、、、

商品がないのにビジネスってできるの?

 

それができてしまうんです。しかもすごく身近にその企業は存在している。その企業というのが、メルカリやZOZOTOWN、ほかにはAirbnbUverなどです。たとえばメルカリの場合、メルカリ自体は1つも出品物は持ってません。ZOZOTOWNの場合も1つも服を所持しているわけではないと思います。個人的になじみのないAirbnbという会社は使用する用途のない空き部屋を民宿・ホテル代わりとして提供する会社ですが、Airbnb自体ではホテルは所持してません。同じくUverという会社も位置情報をアプリで設定すれば近くにるタクシーを呼ぶことができるマッチングをさせる会社ですが、決してタクシーは所持していません。

 

メルカリやZOZOTOWNはアプリでの利用を実現していますが、ユーザーが初期費も年会費も払う必要もなく無料でこれらの会社のサービスを利用することができるのが大きな特徴だと思います。メルカリの場合は主に手数料、ZOZOTOWNの場合は、ZOZOTOWNの独自のサイトにブランドを出品させてその手数料で利益を生み出しています。

 

このように企業の儲け方が昔とは確実に変わってきているというのを把握しておかなければいけません。いろいろと利用者が日頃の生活で便利になることに対してサービスを提供することで、そのサービスを利用者自身がよりよく使いやすくしていくと、そこにはサービスとしての価値が生まれてくるんだと思います。これは利用者が価値を生み出しているのであって、企業はその手助けをしているだけにすぎないのです。

 

次に2つ目に、なぜ観察・インタビューをするのかの意味がしっかり理解できたことです。森田ゼミでもこれらは主な活動になっていますが、なぜ重要なのか、なぜこの訓練をしないといけないのか、mustの理由がしっかりと今回のゼミ活動で明確になりました。

 

なんで観察・インタビューするの?

 

商品を開発するにおいて、お客様の意見を取り入れることは大事です。がしかし、実際にどういった商品が欲しいかというのは、問われたとき、人間の性質として欲しいものを口にすることはできないものです。実際に動作を繰り返している中で初めて必要なものが見つかる、あるいは足りないものが生まれてくるのたと私自身は考えます。そこで相手の本当にしたいこと、欲しいものが初めてわかるのです。

 

 これを商品開発の場で置き換えると、何人かに共通している動作の動機やどこで喜ぶかなどの観点を観察することによって、「利用者は何を必要としてるのか」「どんなサービスを受けたいのか」などにコミットして商品を生み出し、販売しサービスを提供することができると思います。

 

そして3つ目にサービスデザインについてです。

 

サービスデザインって何?

 

サービスデザインとはデザイン思考という概念を具体的にビジネスに落とし込もうとすることです。ここで言うデザイン思考とは「デザイナーの思考方法」ということになります。デザイナーの思考方法の仕組みとして、

 

1 利用者/対象者を正しく知る

2 問題を定義する

3 問題解決のためのデザインを様々な観点か観察する

4 デザインが機能しているかを評価する

 

これを商品開発やサービス開発に活用して、お客様に価値ある、優位性のあるサービスを生み出すという考え方のことです。

 

今までは、ご飯を炊くこと、お風呂に入ること、音を聞くことなどこのような便利の良い機能がないと不便な時代でした。ですので当然、開発者もそのような性能の良い機能を作り上げれることにだけ力を入れていました。しかし、現代ではどうなっているかというと、そういった便利な機能が世にありふれている今、利用者はただ性能が良い機能だけでは満足しなくなってきているというのが現実なのです。

 

その中で開発者たちは、より良い機能を提供することにコアするのではなく「どうすれば利用者に使ってもらえるか」「どうすれば利用者が飽きずに使ってくれるか」といったように、より良いサービスを提供するといった考え方に変わってきたのです。まさにこの考え方こそがサービスデザインであるということがわかりました。

 

そして午後、菅俊一さんによって行われた「未来デザインネクスト」という講演でもサービスデザインに関連する内容をお聞きしました。

 

今回の講演のテーマが、

気づく→考える→作る

だったのですが、菅さんも観察によって気づき、考えて仮説を立てた後に作ることで検証するといったことをおっしゃっていました。

そして新しいアイディア・デザインは、地道なプロセスを繰り返すことで生みだすことができるらしいです。決して天から降ってくるものではないということなのです。思考技術を学び、訓練すれば獲得することは可能であるとおっしゃっていました。

では仮にこの思考技術をゴールデン技術と名付けます。

するとこのゴールデン技術とはどういったものなのかという疑問が生じると思いますので、このゴールデン技術を少しながら紹介致します。

 

①観察の技術

→いつもと視点を変え、周囲の物事から気づきを得る

②分析の技術

→気づきの興味深い点を言語化する

③発想の技術

→根拠と事象を組み合わせパターンを作る

 

これら3つの思考技術がゴールデン技術なのです。これを駆使することで菅さんは数々のクリエイティブなおもしろ動画(2355のPV)を作ってきました。ここで少し菅さんが作った動画を紹介します。

【見るだけゲーム】JAL|沖縄キャンペーン|窓の外を飛ぶ文字を読め - YouTube

 

【見るだけゲーム】サントリー|デカビタC|合格発表 - YouTube

 

これらの動画は、「新しいYouTubeの使い方を考えよう」ということで作ったものとなっています。今までのYouTube特有の一方的に「見せる」動画を、「見るだけで楽しめる」動画コンテンツにしてる所が一番の特徴となっています。

また決して動画内で言葉を交わしてないという事から、視聴者自身に直接考えさせているという点でもすごく魅力的な動画になっています。

 

 

そしてこの考え方こそがサービスデザインなのです。「どうすればお客様が楽しめるか」に重点をおいて動画を作っているこの行為こそがサービスデザインであると私は思いました。

 

 

観察の話に戻りますが、①の観察の技術において、痕跡に着目する・後で追加されたものに着目する・見間違いや認識のエラーに着目することによって改善の方向が見えてくるそうです。常に疑問を持つことが大事であるということを学ぶことができました。疑問を持つことで発見が生まれ、それが解決方法が見えてくるというようにつながってくるんだと思います。

 

菅さんが学生に残してくれた言葉

・日常の違和感を見逃さない

・理由や要因を常に言語化する(「なんとなく」禁止)

・具体的な事象について抽象化し普遍的な特徴だけを抜き出す

・見つけた違和感と知っている知識の見えない関係を構築する

 

この4点を日常的に行うことで人とは違う新しいアイディアを、独自のデータが生まれてくると、そして日々の継続的な観察と言語化が未来のアイディアを生むと学ばさせてもらいました。

まずは、ブログを書くことで言語化の訓練を続けていこう!!

 

ちなみに明日は天神で行われているメルカリのイベントに参加する予定です。楽しみ楽しみ!

 

それではまた!