太宰&森田ゼミによるミズノ連携プロジェクトを終えて。
こんばんは。
金田です。
今回は、スポーツメーカーのミズノさんとの連携プロジェクトにおいてプレゼン発表がありましたので、そのことについて今までの取り組みも含めて、今回のプレゼン発表の場で感じたこと、他のグループのプレゼンを聞いて考えたことなどを書いていこうと思います。
今回の発表を終えて自分としては、ひとまずホッとしました。
これまで私たちのグループの進み具合でいうと、決して早いとはいえず森田ゼミの3グループの中では一番遅いだろうというのは思ってました。
先週の発表前ラストのゼミの時には、改善案の詳細がまったく決まっていませんでした。
非常に危機的な状況で、金曜日・土曜日・日曜日の3日間で急いで改善案の内容をまとめて、当日の原稿も作ってといった感じでバタバタで作業を行いました。
その中でも、
「改善案の具体的な内容」
「誰がどこでどうやって行うのか」
「このサービスを作ることでどういった落とし所を作ることができるか」
この3点を考えることが特に難しかったように感じます。
ただただ、流れで改善案を作成するのではなく、自分たちが今まで作成してきた上位下位関係分析やペルソナ、KA法をもとにつながりを持って改善案やサービスを考えることが大変でした。
その具体的な内容として、
“店内に新しい手書きのポップを増やす”
が改善案の1つめだったのですが、
ポップを作ると言っても「じゃあどう作るのか」ということです。
当初作っていたポップは、商品の良さをただ詰め込んだ感じで「とりあえず書いてみましたよ」といった感じでした。
そして、森田先生にそれを見せたところ、
「これはどんなペルソナに響くイメージ?」
「おばあちゃんたちはこのポップで響きますか?」
と言われました。
私はそう言われた時に、「自分はなんて浅はかな考えをしていたのだろう」ととても自分が情けなく思えてきました。
森田先生からそう言われ、そこまで深く考えてポップを作ってなかったので、スマホの画面越しに固まってしまいました。
どうすればペルソナに響くのかが全く思いつきませんでした。
それに加えて、
“どうすればポップを見てジムで口コミをしてくれるようになるのか”
“ペルソナと店舗にある価値からどうポップを作成すればいいのか”
これも全く思いつきませんでした。
しかし今思えば、
どうしてこんなことで悩んでたのかなという感じです。
今思えばですが。。
この悩んでいる時間というのは、とてももどかしいものです。
答えがわからないから、自然に森田先生に助けを求めてしまう。
おそらく森田先生を通して、答えを見つけようとしていたのでしょう。
自分で発見できるようになりたいです。
結論から言うと、
おばちゃんのペルソナには、これ。
韓国人のペルソナには、これ。
高校生のペルソナには、これ。
と言った感じで、そのペルソナに関連するポップを作ることが大事だと考えました。
そしてもう1つ準備段階で挙げるとすれば、タスク管理の徹底です。徹底出来ていれば、もう少し余裕を持って準備を終えることが出来たのではないかと思いました。
ではどうしたらタスク管理ができるようになるのでしょうか?
おそらくこれら3つのことを満たすことができたらいいのではないかと考えます。
・やらないといけないことを書き出すこと
・いつまでにやらないとけないかを書くこと
・今すぐにやらないといけないことを、後回しにしないこと
1つめと2つめは若干かぶる部分もありますが、これら3つのことが達成できていれば、もう少し時間に余裕を持って出来たのかなとも思いました。
タスク管理は日常でも活用できるので、少し意識して先ほどの3つのことを実践してみようと思います。
このように、今回の反省点から全く違った発見も見つけることができました。
次にプレゼン当日のことについて書いていこうと思います。
私は、今回のプレゼンで心がけようと思っていたことがありました。
それは、“誰に伝えたいかを考えながらプレゼンを行うこと”です。
正確には、伝えたい相手を明確にして自分の中で認識しておくといったことになります。今回で言えば、私たちの改善案を聞くためにわざわざ大学まで足を運んで下さったミズノの社員の方々になります。いかにこの方達に聞きやすいように説明することができるかを意識しながら発表しようと思いました。
当然社員の方々のみならず、ゼミ生に対しても同様になのですが。。。
具体的に意識したこととしては、
・声のトーン
・喋るテンポを変化させる
この2点です。
実際に、声のトーンを変えることで相手にとって聞きやすくなります。また喋るテンポを変化させることで、相手に何が重要なのかを声のトーンで判断してもらうことができます。
これらは、私が他の方のプレゼンを聞いて実際に感じたことであるとともに、以前マイクを使うお仕事をしていた経験からです。
どうしても人前で話をする時というのは、誰しもが緊張をするものです。それなりの場数を踏んでいる人はそうじゃないかもしれませんが。緊張するとどうしても自分のことで精一杯になり、視野が狭くなります。
そうなると1人でどんどん突っ走ってしまい、自分も訳が分からなくなるのと同時に聞いてる方も訳が分からなくなります。
ですので人前で話をする時は、“いかに平常心を保つことができるか”が重要だと思っています。
そして今回、そういうことを踏まえた上で意識することが出来ていたのでその点に関しては良かったかなと思います。
ただ反省点も2つありました。
反省点とその改善点はこのような感じです。
・イントネーションがおかしく相手に聞きにくくなっていた
→文章の終着点を把握できていなかった。
・文書を区切るところが多少おかしい
→リハの少なさ
実にこれまでの準備不足が露骨に出たかなと思います。
これが太宰ゼミの人のプレゼンとの違いなのかなと痛感しました。
それを物語るかのように、太宰ゼミのプレゼンはどれもクオリティーが高く仕上がっているように思えました。
ただ、今回のように人前で発表をする機会というものがまだまだこれからもあると思うので今回の経験を生かして、前よりも質の高いプレゼンができるようにしていきたいです。
そして私たちの改善案の振り返りとしては、
スイムショップの店長さんが、手書きのポップを参考にさせてもらいたいということで、店舗の方に持ち帰ってもらえたので頑張って考えてよかったなと思いました。
ディスカッションの中で、私たちの改善案にとても関心を持ってもらえました。ポップの作り方、スイムショップの外での活動など、私たちの改善案から何か参考になるものがあればいいなとも思いました。
また長崎県の野球工房を取り仕切っているミズノの社員さんとのお話の中でも、専門店の堅苦しい雰囲気や競泳選手向けのイメージが強いことなどを、どうすれば変えていけるのだろうというテーマでディスカッションすることが出来たのでそこもよかったかなと思います。
9月にこのプロジェクトがスタートして約3ヶ月間。
観察から上位下位関係分析、ペルソナ、KA法、そして改善案を出すところまで今まで自分が記録してきたblogを今一度振り返ってみようとも思いました。
今もblogを通して振り返りつつblogを書いているのですが。。
また違った内容で、この分析方法を使って新たな課題に取り組んでみたいなと思いました。
今度は今回よりも取り組みやすいのかな。
それでは今日はこの辺で失礼いたします。
気がつけば3000字超えてました。
それではおやすみなさい。