中小企業経営論
こんにちは!
今回の金曜1限・中小企業経営論の授業ではソフトウェアクリエイション株式会社の代表取締役社長の阿部さんにお越しいただいて、“ビジネスの現場から見た「経営と管理」”というタイトルで、お話をしてもらいました。
そのことについて感じたこと、学んだことについてblogを書いていこうと思います。
ソフトウェアアクリエイション株式会社のURLを貼っておきます。
阿部さん自身の職歴は、ホテル業→IT会社です。
外国人と日常的に接することができる仕事に就きたいという願望から、阿部さんはまずホテル業界に就職します。ホテル業での面白いところは、ウェイター、コック、事務など多種多様な職種が混同しているので、多様な考えに出会うことができ自分の中で新たな気づきが増えていくことが面白かったらしい。
当然ながらお客様からたくさんのクレームをもらっていたらしいが、クレームを言ってくるお客様に対して、クレームの対応をしつつもコミュニケーションを取りながらお互いの溝を埋めていくことで、最終的には文句を言うだけのお客様を自らのホテルのリピーターにしたことがとても良い思い出であるとおっしゃっていた。
それに加えて、具合の悪くなった外国人を病院に連れて行ったり、世話をしてあげたりもした。そしてその数年後、一度お世話をしたお客様が再度ホテルの方に足を運んでくれて、阿部さんに対して「その節はありがとうございました」という言葉を残してくれたことも同様に嬉しかったらしい。
自分の中でホテルと言えば、リッチモンドホテルやアパホテルを思いつきます。実際にリッチモンドホテルは京都や名古屋に旅行をした時に利用しました。リッチモンドホテルはほど良い高級感を味わえるにも関わらず、安価な価格で利用することができるというのがよかったかなと思います。
ホテル業に関する最近のニュースで言えば、地方の道の駅とその周辺地域の活性化を目指すために大手住宅メーカーの積水ハウスが、各地方の特産品などを販売している「道の駅」の近くにホテルを作ると言ったスタイルを今始めようとしている。
そうすることで、そのホテルをハブにして、周りの観光資源にも触れてもらう機会を創出することを狙いとしている。
今回のお話でインプットできたこと、
・自社株を50%以上持たないと経営権がない、なので中小企業はこれが大事。
・大企業の社長は自社株を持ってはいるが、中小企業ほど持っていない。
・会社の中では比較的若い世代が幹事をするようになっている。
・自動販売機でドリンクを買うのにしても、社長の決済を使わないといけない。
・中小企業はよりお金にシビアにならないといけない 。
・経営者に必要な素質は、素直な心。
→ZOZOTOWNの社長・前澤さんも、とてもピュアだということを何かで聞いたことがある。
そして、中小企業の問題点として継承、後継が挙げられる。どうもスムーズに事業承継が進まないのが深刻な問題になっているらしい。
これと同様なことで、地方で有名なカレー屋さんが後継問題に直面したという話がある。しかし、大手のゴーゴーカレーは「民間で運営しているそのカレー屋の味を無くさせない」と店舗ごと買収したというニュースを見た。そして、ゴーゴーカレーの店舗でメニューを残してお客様に提供すると言った形を取っている。
店自体に代々受け継がれ的た、良いテイストを持っており、地方に愛されていたが廃業になるといった地方の中小企業がある中、その業界の大手企業がM&Aをすることでお互いの良さをうまく残していくということはとても重要だと思った。
ゴーゴーカレーにも色々と、自社の戦略があると思いますが。。
今回のお話から考えたこと
・ドットというのはそこでの決断を意味する。
・決断というのは将来的に繋がっている。決断が将来つながるのでそれを信じなさいということ
・仕事には何1つ無駄なことはない、全て何か繋がっているので目の前にあることを1つ1つこなしていくことが未来の自分を作ることになる
→そのためにはパッション大事
何が将来役にたつかわからない。精一杯全力を尽くすそのプロセスこそが一番大事である。つまりはどこまでガチになれるかということです。
ガチになれる経験があれば、その経験はとてもつもない価値になると思う。
それではまた。