問いを立てるとは
こんにちは。
今回はミズノ株式会社の清水さんがお越しになられてゼミで行うプロジェクトに先立って事前説明会を行いました。
商学部の太宰ゼミと合同で進めて行くプロジェクトになるのですが、個人的に太宰先生がどんな人かというのはシンプルに気になっていました。
太宰先生の存在自体は知っていたのですが、初めて見て自分が想像していたイメージ像とは全く異なっていました。
それは良い意味ですよ。あくまでも、良い意味ですよ。。。。
スポーツメーカーのミズノといえば、
メーカーの中でも認知度は高めであると言った感じです。
特に野球部門に至っては、一消費者のイメージとしてとてもシェアはすごいと思う。
自分も高校まで野球をやっていたので、グローブであったりスパイクであったりミズノの商品をたくさん使っていました。
清水さんも説明会の中で「野球ではミズノのシェアが大変高い」とおっしゃていたが、それもそのはずと思うばかりです。
つまりミズノブランドは野球界の中では、大きく浸透しているということになります。
ただ海外のシェアが他の企業に比べてさほど高くないという状況にある中で、
これからの時代でアフリカだったり南アメリカの人口増加を見込める地域に対してどう爪痕を残し、その地域とどうミズノの関係を気づいて行くかが大事になるのではないかと思っています。
これがお話の中で気になるところでした。
後半に質問コーナーがあったのですが、太宰ゼミのほとんど全員が質問を投げかけていました。
とても積極的だと思ったのと同時に、ゼミのスタイルが出ているなとは思いました。
ここで自分が考えたのは、
日頃から疑問を持つことは大事であるが、人が話をしている中でも疑問を持つことも大事だなと、改めて思いました。
あらかじめ質問を考えておくことは、事前に準備をしておくという意味でとても大事になってくると思います。観察調査の中でも店舗に行く前に一つ店長さんにする質問を準備するようにしよう。。
しかし、その場の話の中で疑問を持つことで、自ずと質問も生まれてくる。
その場の話の中で、疑問を持つために話をしっかり聞く。
そこのところは、話の中で疑問を持つことで柔軟に対応する力をつけなければいけないかなと思います。
質問コーナーで私は、
「2年後の東京オリンピックでどうミズノをアピールしていくつもりなのか」
と問いを投げかけた。
清水さんの答えとして、
「ミズノとしてはオリンピックよりもその先を見ている」
だった。
まずはオリンピック期間で自分たちの知名度をあげ、オリンピック後に右肩上がりの成長を遂げれるようにするつもりだとおっしゃっていた。
オリンピックまでの2年間の間でどうこうするのでは無い。決して目先ばかりに目を向けるのではなく、将来的な所に目を向けていた部分にとても意識の高さというか、先を見据える考えを感じました。
自分の考えとして、ナイキやアディダスなど大手スポーツメーカがある中で、海外シェアの高くないミズノが、“どうやってオリンピックという人が集まる大イベントを活用するか”が個人的に気になったので質問をしてみた。
ユニホームだったりチームウェアをミズノ生産のものにして、海外の人に自らのメーカーブランドをアピールして行くつもりらしい。
東京オリンピックはたくさんの人が集まるので、自分たちのことをたくさんの人に知ってもらう良い機会だと思っていたのですが、オリンピックでどれだけ自分のブランドを売るかでオリンピック後の未来が変わってくるのかなとも思った。
夏の高校野球の時期に、夜の11:10から甲子園での試合の結果であったり、球児のエピソードを伝える『熱闘甲子園』という番組が放送される。
その中で私の熱闘甲子園でのイメージというのは、高校野球の結果報告というよりむしろコカコーラの宣伝のイメージが強かったです。
おそらく番組自体を大手飲料メーカーのコカコーラが全面バックアップをしているのだろう。実際にその時期というのは、熱闘甲子園関連のコカコーラのCMがよくテレビで流れます。
コカコーラは熱闘甲子園の協賛をして、CMを流したり番組内で宣伝をすることで、視聴者にアピールをしているのだと思う。
そのようなことを今回の説明会で思い、考え、感じました。
それではまた。