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「組織にいながら自由に働く。」ためのセミナー

こんにちは!

 

今回は九州産業大学で行われた、「楽天大学学長・仲山進也さんから直接学ぶ『組織にいながら自由に働く。』ためのセミナー」に参加してきました。

 

そもそもなんで参加しようと思ったのかです。わざわざ5限まであって少し遅れて行くことが分かっていながら、行ったことのない大学の3号館でセミナーはあると、、、、

 

大きな理由としては、森田先生がなかなかお話を聞くことができない人だとおっしゃっていたからと、そんな偉大な人から何か吸収したいという好奇心から講演会に参加しようと思いました。

 

仲山さんのプロフィールはここに貼っておきます。

楽天大学学長・仲山進也に学ぶ、組織の境界にとらわれない「際者(キワモノ)」としての働き方 | BNL (Business Network Lab) | Eightが運営するメディア

 

 

講演会の参加者は40名ほどで社会人の方半分、学生半分といった感じでした。

 

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形式としては、楽天大学学長・仲山さんとこのイベントの主催者である九州産業大学の福田教授によるパワーポイントを使いながらのトークセッションでした。

 

講演会の序盤は仲山さんのこれまでの職歴についてだったり、勤務していたSHARPでの働き方や、楽天で働く様になった経緯などを場の雰囲気を和ませる様に話してくださいました。

 

・会社の常識は社会の非常識

楽天に入ろうと思って入社したのではなく何も知らずに入社

・入社当時はインターネットの知識もなかった

・好きを仕事にするデメリット

・無茶振りに答え続けていたらいい流れに乗っていた

・当時は働いてなんぼ、残業なんて当たり前

・はじめに大企業に就職したが期待しすぎていた自分がいた

 

こんな感じで色々話してくださいました。

 

中盤からは講演会の参加者が聞きたいことを仲山さんが答えて行くといった形でした。このコーナーで私は参加者が行った質問の中の4つのポイントからとても共感し学ぶことができたので少し紹介していこうと思います。

 

①「楽」と「楽しい」の違いとは?

 

仲山さんの考える「楽」は、コストを最小化すること。「楽しい」は多少のコストはかかるがそれ以上に得るものがあると考えているそうです。確かに一見同じ漢字が使われているので同じ様に思うかもしれませんが、とても納得させられました。Amazon楽天は何が違うのかと言うと、Amazonは買い物にかかるコストは最小化することに力を入れ、購入の過程においていかに手間を省くことができるかを重視しているということです。つまり経済的、時間的、機能的コストの最小化です。

一方で楽天はと言うと、購入するのに時間はかかっても買い物においての楽しさを提供することを重視しています。

 

Amazon     =経済的・時間的・機能的コストの最小化

 楽天  =買い物における楽しさを提供

 

② 自由とは?

 

本当の意味での自由とは何なのでしょうか。自由というと何かから解放されたり、好き勝手に自分のしたいことをするのが自由だと私は思ってましたが、仲山さんの思う自由というのは組織の中でも自ら考えて行動することが自由だと考えているのです。

 

自由↔︎他由

 

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今回のテーマでもある「自由に働く」もこの考え方でいくと、野放しにされ好き放題に出来るのが自由ではなく会社という組織の中に所属しつつも、与えられた仕事に疑問を抱き探究心を持ってその仕事に取り組むことを自由と言うのだと私は考えました。

 

 

自由=フリーと考えてしまうと、自由という言葉の良い意味での自由を生み出すことはできないのかなと思いました。

 

 

 ③ 行動するときに恐怖心はないの?

 

人は何かと行動に移す時に恐怖心などが伴ってくるものです。これは仲山さんは仕事において恐怖心を感じる事があるのだろうかという質問でした。仲山さんの場合は仕事内容的にも比較的退屈な時間帯の方が多く、むしろ何もせずに動かない時間がある方が恐怖を感じていたそうです。

 

つまり 焦り を感じるということです。

 

確かに感じる。勉強しないといけないのにしてなかったり、ほかの人が頑張っているのに、自分は頑張っていなかったり。自分自身もそういうときによく焦りは感じてます。

 

そういった恐怖というのは私たちレベルでも感じるし、持ってるものだと思いました。

 

そして4つ目は特に学生向け、これから就活をする学生や夢のない学生、学生に向けたメッセージでもありました。

 

自分のやりたい仕事の見つけ方とは?

 

自分のやりた仕事を見つけるやり方として、「どこの企業に入りたいのか」ではなく「どんな作業が自分は得意か」というのを考えるべきだと仲山さんはおっしゃっていました。 確かに大企業に入る事が一つの成果としてあげられるのは周りの人に煽られることも多々あるとは思います。親だとか学校の先生だとか。大企業に入るとそれだけで人生の勝ち組の様な風潮があると思います。大事なことは、年収が低かろうがやりがいを感じる仕事をするのが一番だという事です。

 

 

学生のうちにやっておいた方がいい事として

 

自分の得意な作業は何なのかをしっかり把握する

→人と話をしたりする事、人前で喋る事、自分の意見を人に伝える事

好みじゃない作業を好みに変える努力をする

→パソコン作業、英語

この二つはしっかりと考えておくべきだと思いました。

 

今期あの仲山さんのお話を聞いて、いろいろな考え方を吸収し自分の確固たる考えを持つ事が大事であるということを今回の講演会を通じて一番学びました。何気無い一つの行動であったり、発言であったり、社会の変化にしっかりと疑問を抱き日頃から物事を深く考える癖をつけていかないといけないなと思いました。

 

あー学びって素晴らしい。。

ということで今回はこれにて完結しようと思います。

 

それではまた!